食品添加物が体に及ぼす影響について、多くの方が心の片隅に懸念を抱いていると思います。
とは言っても、時短や料理のレパートリーに欠かせないものも多く結果的に見て見ぬふりとなってしまっているのが現状だと思います。
自身の身を守る為、ひいては家族や身の回りの方の幸せのために目を向けていただければ幸いです。
食品添加物とは?
食品の品質や保存性、風味や見た目を向上させるために用いられる化学物質などの事を指し、一般的には、防腐剤、香料、着色料、甘味料、安定剤・乳化剤、ビタミン・ミネラルの事を指します。
- 防腐剤: ベンゾ酸類、ソルビン酸、酢酸など。
- 香料: バニラ、シナモン、レモンなど。
- 着色料: カロテノイド、クロロフィル、アントシアニンなど。
- 甘味料: 砂糖、アスパルテーム、スクラロースなど。
- 安定剤・乳化剤: ゼラチン、アラビアガム、レシチンなど。
- ビタミン・ミネラルの添加: ビタミンC、ビタミンD、鉄、亜鉛など。
食費品添加物の人体への影響とは?
各添加物には、摂取基準があり、それ以内の摂取であれば安全とされていますが・・・
- 1. 防腐剤:特定の防腐剤にアレルギー反応を示す方もいる。
- 2. 香料:過敏症を示すことがある方もいる。
- 3. 着色料:一部のアゾ色素は過敏症を引き起こす可能性があります。また、一部の研究で発がん性が示唆される。
- 4. 甘味料:特定の甘味料に対し過敏症を示すことがある方もいる。
- 5. 安定剤・乳化剤:アレルギー反応を引き起こすことがある方もいる。
- 6. ビタミン・ミネラルの添加:過剰な摂取は健康に悪影響を及ぼす可能性があります。
食品添加物が使われている食品は?
- 防腐剤:
- 使用目的: 食品の腐敗を防ぎ、保存期間を延ばす。
- 例: ハム、ソーセージ、缶詰、ジャム、パン。
- 香料:
- 使用目的: 食品に特定の香りや風味を与える。
- 例: 菓子、ソフトドリンク、調味料、スナック類。
- 着色料:
- 使用目的: 食品の色を補強し、見た目を向上させる。
- 例: キャンディ、ジュース、アイスクリーム、菓子。
- 甘味料:
- 使用目的: 食品や飲み物に甘味を与え、砂糖の代替となる。
- 例: ダイエット飲料、砂糖不使用の製品、低カロリースナック。
- 安定剤・乳化剤:
- 使用目的: 食品の質を安定させ、混合物の均一性を保つ。
- 例: アイスクリーム、マーガリン、サラダドレッシング、調理済み食品。
- ビタミン・ミネラルの添加:
- 使用目的: 食品に栄養価を補完する。
- 例: 朝食シリアル、エナジードリンク、栄養補助飲料。
食品添加材が使われていない食品は?
- オーガニック食品(有機食品): 農薬や化学肥料の使用が制限された有機農法で生産された食品です。また、オーガニック認証を受けた食品は、合成化学物質や人工の添加物の使用を制限していることがあります。
- 自然食品: 「自然食品」や「無添加」と表記された食品で、これらには合成された着色料、香料、保存料などが含まれていません。
- 無農薬食品: 農薬を一切使用せずに生産され、添加物を最小限か全く使用していない食品を指します。
- 手作り・家庭製品: 地元の市場や小規模な生産者が提供する手作りや家庭製の食品は、通常、商業的な添加物を最小限に抑えていることがあります。
- 特定の食品カテゴリー: 有機のフルーツや野菜、新鮮な魚介類などは、通常、添加物が最小限に留まっていることが期待されます。
食品ラベルをよく読み、食品添加物が使用されていないか、または最小限に抑えられているか確認することが大切です。地域や国によっては、上記用語の定義が違ったり、ラベルに表示される用語や基準が異なるため、注意が必要です。
摂取基準が定められている食品添加物ですが、過剰に摂取したり、一部の添加物にアレルギー反応を起こしたりと、体に悪影響を与える添加物があるのは事実です。朝食や弁当の味方のウィンナーやついつい買ってしまうお菓子、アイスクリームなどほとんどの食品に使われているもので、私たちの生活から切っても切り離せません。今後、添加フリーや添加を極力抑えた食品を紹介していこうと思います。
コメント
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